大手芸能事務所、吉本興業さんと秋元康さんが組んだ企画、
アイドルのグループをもじって「吉本坂46」というグループを作るということで一部で話題になっています。
そして、第一次審査で落ちた芸人さんたちが、再度の審査を求め、
敗者復活ということになったようです(2018年3月現在)。
これはあくまでも私の意見で、イメージなのですが、
もちろんこの敗者復活も含めそもそもの予定通りなのもわかるのですが、
それ以前に芸人というものがこういったチャラチャラした秋元康さんの仕掛けることにホイホイと参加するというのが、
なんか違うと思ってしまうんです。
私が古いのかもしれませんが、
芸人というのはネタにストイックで、常に日常にアンテナを張っていて、面白いと思うことに対して模索する。
そしてその中からスポンジを限界まで絞り出すようにネタをギューーーーって苦労して絞り出す。
それが芸人さんのような気がしています。
古いのかもしれませんが。
なのに、アイドルのようなチャラチャラしている、
しかも秋元さんという仕掛け人にへこへこして乗るというのがなんか情けないというか、
そういうものに対してツッパってほしいといいますか、
くだらねえ! 俺たちは自分たちの力でネタを作って世界を変えて行く! と思ってほしい部分があります。
会社の命令、台本なのも十分にわかりますが、
それでもやっぱり芸人ってそうじゃない感を覚えてしまうんです。
避難を覚悟で更に言うと、
そんなことで敗者復活を! なんたらとか言っている暇があったらネタの一つでも絞り出す、
それに準ずるエピソード、経験をどんどん探していってほしい。
秋元さんに使われるのでなく、自分たちの世界を構築してほしい、
そう思ってしまうのは私だけでしょうか?