前回も、しみけんさんの事実婚について書かせていただき、ニュースにしていただいたのですが、お二人の事実婚について「結婚制度の夜明け」となんだか意味のわからない的外れなことをロンブーの淳さんがコメントしておりました。
私の考えですが、別に書類を提出しないで一緒にいることが良い悪いでなく、それは避難されることはあってはならないと思います。
が、それを「事実上」の「結婚」といちいち表現するのがよくわからないのです。
日本人というのはそういう「造語」が大好きなんですよね。
バイトで生計を立てている人を「フリーター」といったり(ぶっちゃけ無職)、先に子供ができてから結婚することを、最初は「できちゃった結婚」とやや卑下していたのに、結婚ビジネスに使える! となると「授かり婚」とか言い出す。
事実婚も同じで、まあ普通の好き同士の「同棲」(一緒に住んでいなくてもいいのですが)と言う。
本当の書類を提出する結婚と事実婚というのは、近い遠いでなく、同じ土俵で語ってはいけないものだと思う。
書類を提出して国が夫婦だと認める、認識するからこそ結婚。
だからこそ、国からの恩恵があったりもするわけです。(扶養制度や子供に給付金等)。
なのに、普通の同棲の人が「なんとなく婚」を結婚ぽくアピールすることで、事実婚という言葉をまだよく知らない子供達や人はそれを普通の結婚と大差ないと思い込んでしまうんです。
これってすごい大きな問題だと思う。
事実婚です、っていう、メディアが都合よく作った言葉を使って自分たちをアピールしてしまうのってすごいカッコ悪い。
だったら「婚」なんて使わずに、付き合っています! 一緒に住みますでいいじゃない?
事実婚なんていう言葉は使うのは禁止にすればいい。
なんといいますか、「必殺技」という言葉が、必ず殺すという文字が入っているのに、ゲームでも映画でも「必ず」ではないような違和感を事実婚に感じる小川でした。