人間は「順位」に弱い生き物で、逆に言えばすべての面で順位を無意識にも意識して生きています。
お金があるかないかだって誰かと比べての順位ですし、服装だって誰かより自分をよく見せたいからこそ選んでお金を払って買っているわけです。
そんな中、国民的だというアイドルグループではとにかく順位を意識させています。
それはファン(外部)に向けてもですが、内部でも競争をさせています。
これは人間にとって、ビジネスにおいても基本のやり方です。
よく営業の成績をホワイトボードとかで印をつけて、「今月の営業成績トップは誰々でした! みんな拍手! ○○に負けないようにみんな頑張るように!」というシーンを見たことがあるのではないでしょうか?
これはアイドルにも当てはまる方法で、運営はまるで宗教のように自分たちのアイドルに洗脳していきます。
一位になれば、一位にならないと、一位になるためには! と、とにかく教育と洗脳のギリギリの運営をしていきます。
が、よく考えてみてください。
これは今アイドルをやっている方々にも知っていただきたいのですが、おじさんたちがビジネスのために作った「枠」の中で一位になって何があるのでしょうか?
人生って別にそんなおじさんたちのために捧げるものではありませんよ?
人間はもっと自由に、そんな共闘に参加せずとも楽しく生きていけるんです。
いつの間にか、夢までもおっさんたちのビジネスに作られて、その中で泳いでいる。
その水槽で生きるより大きな海で自由に泳ぐ方が人生楽しくないですか?
頭のいい子はこれに気がつき始めます。
ここで2つに分かれるのですが、指原さんのように、その立場を「利用」して、虎視眈々と自立を狙うタイプ。
そして、それに気がついてさっさと脱退する子です。
どちらが正しいというものはありませんが、どちらにせよそれを我慢しておっさんの言うことを聞いていると体調不良やメンタルに支障をきたします。
夢という言葉は怪しいものです。
夢を利用するかされるかは自分に全てかかっています。
世界はもっと広いです。