剛力彩芽さん×福田沙紀さん他×オスカージャニーズ×退社×事務所所属の旨味がない

オスカーから次々に事務所脱退者が出ています。これは何もオスカーだけではなく、大手、小さい事務所も同じで次々と事務所を辞めるタレントが出てきているんです。

この現象についてはこのブログで3年前から何回か「こうなる」と書いていたのですが、その通りになってきました。

まず、基本的に芸能事務所というのはどういう存在なのか?

芸能事務所というのは、簡単にいえば「仕事を斡旋する」ことで、その利ざやを取って経営が成り立っています。
例えば、出演料が100万円の仕事がありそれをクライアントから受けます。そして、所属のタレントはその仕事をこなし、これは事務所やそのタレントによりますが、40万円くらいを受け取るのです。

つまり単純計算ですが、60万円がその事務所の収入となります。

以前はタレントに仕事をオファーする際、必ず所属の事務所に連絡をして、そして事務所が判断し受ける受けないと決定していたのですが、現在は直でタレントに連絡をすることが容易にできてしまいます。
するとどうなるか?

先ほどの仕事の例を流用しますと、
クライアントからの100万円はそのまま差し引きされずにタレントにそのまま入ることになります。
これはタレントにとってはとっても嬉しいことですよね。

が、もちろんそのデメリットもあって、その分、その仕事自体を自分で取ってこなくてはいけない、もしくはコネクションが広くないと成り立たないともいえます。

それを天秤にかけてどっちが良いのか? はそのタレントさんにもよりますが、
私は今後、芸能事務所という存在は崩壊すると思っています。

吉本の芸人さんが「無許可営業」「事務所を通さない仕事」いわゆる「直」をやっていたとして(相手も相手のようでしたが)、
これは相手が普通の方々でしたらもう未来の芸能人の形でもあったわけです。
誰も困らない。

コロナでますます芸能業はヤバくなっています。
ますます事務所を辞める、事務所の旨味を感じなくなっていくタレントさんは増えていくのでしょうね。

1件のコメント

  1. 芸能界もユニクロみたいにメーカー直販で中間コスト削減が主流に。ユニクロみたいに自社商品のブラッシュアップできるタレントかどうかが生き残りを左右するか?
    無関係だからどうでもいいけど。

    いいね

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