お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんが、某ラッパーさんの不倫に対して、そういう時こそラップで返すべき、すげえダサい的なことをツイッターで書いていたのですが、これって特大ブーメランですよね……。
だったら、それを芸人である村本さんは笑いに変えて発言しないと……すげえダサいですよ。
私はお笑いに関しては素人です。でも、お笑い芸人さんというのはどんなことでも、それが政治であっても、下手をしたら殺人事件であっても、その大事な情報をみんなに理解してもらい、考えてもらう「きっかけ」を作るために、お笑いというフィルターを通してわかりやすく伝えるのが仕事だと思うんです。
今はもちろんツイッター等がありますので、芸人さんといえどどんな発言でも自由ですし、写真も貼れます。
でもね、村本さんってお笑いに良い言い方をすればものすごくこだわっていらっしゃる方。
スタンダップコメディにも挑戦して、すごいと思います。
だったらなんです……。
だったら、ツイッターで動画を掲載して(今は2分少々貼れます)、この件や政治の件でも、喋りで勝負したものを発信すれば良いのになと……。
文字というのは、どんな内容であれ、「正論」に見えてしまいます。もしくはとんでもなく的外れに見えてもしまう。
だったら村本さんの武器であるお笑いの要素を混ぜてこういったことを語れば良いと思ってしまう。
ラッパーに文字で「カッコ悪い」というお笑い芸人がもっとカッコ悪い……。
素人がすいません。。。
エンターテイメントと政治的主義主張は、食い合わせがあまり良くないと思っています。
芸人や歌手、役者が特定の思想を持つ事は自由ですが。お客さんは娯楽としてお金を払っている訳で。世知辛い現実を忘れてフワフワした世界で笑ったり泣いたりしたい訳だから。
少年誌のお下劣ギャグ漫画を当て、ゴーマニズムで再び脚光を浴びた漫画家さんも、一時期は持て囃されたものの今はその発言も漫画作品も世間に顧みられる事は少ない様に思います。作者のイメージに変に色が着いた事で、過去の漫画まで再評価の余地が失われている、というのは言い過ぎかな。この人の漫画で一番好きなのは「東大一直線」なんだけど。
沢田研二さんも、実力も実績もある偉大な歌手ですが、最近のステージにおける言動については、?と思わざるを得ない所がある。ついて来てくれるファンだけで良い、というなら外野がとやかく言う事でもないでしょうが、ファンが離れる事はあっても新たにつく事は期待できないと思います。
やるならジョン・レノンみたいに、お花畑もあのくらい突き抜けたレベルでやらないと、主張も本業も半端な印象になってしまうように思います。
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