建設現場でアスベスト(石綿)を吸い、中皮腫や肺がんなどの健康被害を受けた東京、千葉、埼玉の元労働者や遺族ら計334人が、国と建材メーカーに損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は国の上告を受理しない決定をしました。規制を怠った国の責任を認め、総額約22億8千万円の支払いを命じた二審東京高裁判決が確定しました。
建設現場でアスベスト(石綿)を吸い、中皮腫や肺がんなどの健康被害を受けた東京、千葉、埼玉の元労働者や遺族ら計334人が、国と建材メーカーに損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は国の上告を受理しない決定をしました。規制を怠った国の責任を認め、総額約22億8千万円の支払いを命じた二審東京高裁判決が確定しました。