今回は、友人のディレクターさんとテレビの「やらせ」に関しての完全なる答えが出ましたので、その方の言葉をお借りしつつ完全なる「真実」についてお話させていただきます。
これだけネットが普及して、情報を得れる時代、になっても、テレビ番組はヤラセか否か論があることに驚きます……。ヤラセという言葉が正しいか分からないので、「演出」が良いかと思うのですが、当然テレビは全て演出です。
テレビでもラジオでも、全ては「その時間枠」をスポンサーに買ってもらうことで番組の制作予算、タレントのギャラなどがそこから分配されます。まずこれは絶対的な番組の存在基本の部分。
言い換えると、スポンサーに売る「商品」なわけです。
スポンサーは自社の商品を番組を見てもらった人に、番組を買った金額以上で売ることが大前提となります。つまり、番組で自社のイメージが下がったり、購買に繋がらなければ死活問題!
なので、どういう企画で、誰が出るのか、台本は? と代理店を通すことも多いですが、とにかく綿密にチェックします。当然ですよね、自分が高額で買う番組(商品)なのですから。これでほぼご理解いただけると思うのですが、番組は映画と同じ。スポンサーが台本を事前にチェックなんてしないなんてない。
つまり、もし台本なしで、アドリブで何か買った商品に不具合、アクシデントが起こるものなんてそもそも買わないです。
が、番組には生放送もありますので、そこは確かに賭けの部分もあるのと、ゴールデンタイムなどの高額番組でそのリスクを冒すスポンサーはいません。よほどのことがない限り。
このお話をさせていただいて思ったのは、まあ、完全なる正論で、これを読んで知ってしまったら、テレビのバラエティは全て「演出」なんだな、とわかりますよね。
でも、エンタメはそういう穿った見方をしないで、楽しんでしまった方が面白い!
逆に、こっちが馬鹿になってワーワー楽しめる心を持ちたいですね!
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