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●ロリコンの実態とは?
世の中には実に様々な「性癖」を持った方がいます。もちろんそれは基本的には個人の自由ですし、人の数だけ性癖が存在するのもまた当たり前ではあります。が、この「自由」というのはあくまでも法律に反しないという部分や、人に迷惑をかけないという大前提があってのことを忘れてはいけませんよね。
その「法律に反する」可能性がある性癖の一つにロリータコンプレックスというものがあります。この言葉は今や「ロリコン」と呼ばれ、おそらくは誰もが知っている言葉です。
日本語で言いますと、若干色々な解釈はありますが「小児性愛者」となります。
一応、どんな性癖なのかを簡単に説明いたしますと、10代、もしくはそれ以下の子供に対して性的興奮を覚えるというものです。
そのロリコンですが、実は男性が少女に対しての方向だけではなく、大人の女性が同じく少年に興味を持つということも同じくありますので、男女の差別の内容にお伝えしておきます。
このロリコンの性癖を持つ方々ですが、ほとんどは実際に現実の子供に手を出すというようなことはせず、あくまでもメディアや二次創作の中で満足しているのですが、一部の人間は実際に手を出し、それが連日ニュースにもなっています。
では大人と子供はどういった場所、きっかけでコンタクトを取り合うのでしょうか?今の時代、これは99パーセントがSNSがその入り口になっています。
よくメディア報道では、それを「会員制交流サイト」などとある意味でオブラートに包んでいますが、まあ、言ってしまうとツイッター、インスタがほとんどです。
後半では、私が約1年間、13歳の少女を装って潜入調査した結果と親御さんの対策についてお話しさせていただきます。
●SNS潜入調査をした結果は
私が13歳の少女を装ってツイッターに潜入したのは約一年前ですが、その少女像は、本当に普通の子で、いわゆる「パパ活」なんて匂わせたことも一度もありませんし、性的興奮を煽るような写真も一切投稿していません。なのですが、毎日平均5、6件、多い時は10件以上のダイレクトメッセージが届いています。
その内容のほとんどが本当におぞましいものでして、
「お小遣い欲しくない?」が一番多く、「裸の写真送って欲しいです、送ってくれればお小遣いとかなんたらギフトポイントあげるよ」のようなもの。そして、「遊びましょう、いいこと教えてあげるよ」なんてのも日常茶飯事です。さらには、自分の下半身の写真を送りつけてくる人まで……。もうなんというか哀れです。
そしてここからが驚きなのですが、そういうことをしている男性というのは35〜60歳くらいのおじさんが実際に多いのですが、驚くことに20代前半くらいの男性までもがそのようなことをしているのです……。
これに対し、ある一人の男性にやりとりの後に正体を明かし、お互いに守秘義務を守るということで話をお伺いしたのです。
すると、その方はこんな風にロリコンになったことを話してくれました。
それは、高校生くらいから同世代の女性と話すのが苦手で、次第にその機会を失って、知らないうちにさらに同世代の女性に相手にされていない、されないと思い込むようになって、年下なら言うことを聞かせられるというか、あとはやっぱり汚れてないという感じがしてロリコンになったのだそうです(あくまでも現在は)。
私が感じたのは、今の世の中というのは、若い方は特にスマホもしっかりとケースに入れて、家の中も流行りのベンチャー企業のオフィスのようにしていたり、服装もシンプルで綺麗な感じ。と、表現は難しいのですが汚れない、汚れてないものが好き、潔癖のような方が多い気がするんです。なので、同世代の女性にはもちろん過去もあるでしょうし、色々な物事も知っています。それを毛嫌いしてしまう。そしてそういったものがめんどくさくなり汚れない子供に興味がいく。
そんな部分を若い人のロリコンに感じ始めています。世の中、どんな性癖があっても自由です。しかし、実際にことを起こしてしまうのは条例違反だったり法律違反です。証拠もそのSNSのやりとりは絶対に残ります、削除しても。
そういうことをしっかりと頭に入れて行動をしていただきたいなと思います。そして親御さんもお子様がスマホで何をやっているのかは把握しておくべきです。これはプライバシーの問題ではなく、単純に育児の責任だと私は思います。
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