【速報ニュース】「どうして将太だったのか」 13年分の疑問ぶつける父の裁判

受話器を握りしめながら、メモ用紙に「逮捕」と殴り書きした。刑事からの唐突の連絡に戸惑った。16歳だった息子の命を奪ったとされたのは、一つ年上の男性だった。「どうして将太を殺さなあかんかったのか」。13年間、抱き続けてきた疑問をぶつける時がようやく来た。

 2010年10月4日深夜、神戸市北区の路上で高校2年生だった堤将太さん(当時16歳)が何者かに襲われ、失血死した。ナイフで頭や首などを刺されていた。事件が動いたのは11年後。殺人容疑で逮捕、起訴された男性(30)の公判が7日に始まる。

コメントを残す