先日から話題の、埼玉県営公園でのプール撮影会がある団体からの要請で開催が中止になった〜というお話について、何がなんだか分からない?という方にも分かりやすくご説明いたします。
まず、撮影会って何? という部分からですが、これは被写体をお客さんがお金を払って撮影をする「会」、言葉そのものだと思っていただいて大丈夫です。
また、中には通常の衣服での撮影会、水着、そしてヌード撮影会も開催されています。
値段も出演する人によって様々です。
そして今回、ある団体が(ここは調べて〜)埼玉県での撮影会について、プールの使用方法に問題がある、未成年の水着撮影も含まれている?可能性があるとクレームを入れて、開催が中止になりました。
自分もこのようなイベントに出演者側で出たことがありますが、まあなかなか独特の空気のある現場であるのは間違いありません。とはいえ、お客さんはしっかりとお金を払って参加していますし、違法なことがあるわけでもありません。通常は。
なので、今回のこの団体のクレームというのはかなり無理があります。
プールで「卑猥なポーズを」ということらしいですが、その卑猥の定義はありませんので個人的主観になります。男性、女性でも感覚は違うでしょうし……。
が、今回、ちょっと確かに開催側が不利になるかな……と思うのは、出演者に未成年の中学生が含まれていた〜と確認がとれつつあることです。(6月9日現在)
だとすると、「児童ポルノ法」に触れる可能性が出てきてしまうのです。
と書きますと、「は? 普通の水着で児童ポルノなの? 未成年のグラビアアイドルなんていくらでもいるじゃん?!」と思われるかもしれませんが、正にここが闇の部分。

今回私の名前を出していただいて、正論をツイートしてくださったSUKESANさんのツイート内容を掲載しながらお話いたします。(許可をいただいております)
↓
最近あまり話題になっていないからなのか、児童ポルノ法にかなり勘違いをしている方が多いようでして、自己防衛、注意喚起として書いておきます。知らないで逮捕されたらバカバカしいと思うので。
まず、
Q 児童ポルノとは
A 18歳未満の男女を被写体とする写真や動画で、性欲を刺激するもの。衣服の一部を着けずに殊更に性器や胸などの性的部位を露出・強調しているものも含まれる。印刷物だけでなくデータも対象になる。
なのですが、これよく読むと
「性欲を刺激するもの」ってありますよね。これが超曲者。
当時ながらいわゆる「性癖」なんて完全に個人差がありますよね。
所有物に対して、それを判断する人間、つまりは警察が「これは性欲を刺激するものだ!」と判断すればアウトなんです……。
芸術?それとも性欲を刺激する?
と、判断は人それぞれですよね。だから危ない。
言い換えれば、この曖昧な法律で冤罪なのに逮捕の可能性も大いにあるという事。
また、上記の「衣服の一部を着けずに」も非常に曖昧ですよね。そもそも、衣服の定義もないですし、おそらくは水着はアウトの範疇でしょう。
この法律を知らないで、理解しないで未成年の水着写真を撮影したり所持すると非常に危険だと知っておいて欲しいです。
よく、高校生のグラビアアイドルなんていくらでもいるだろ!と言う方もいるのですが、これは確かに闇の部分。なぜか大手の出版社が撮影、掲載してもお咎め無しで、例えば個人が未成年に声をかけて水着で撮影すればおそらくアウトです。
おかしいんです。確かに。
これはジャーナリストの小川満鈴さんも何度もこの矛盾について話していらっしゃいいます。が、
そういうもの。
世の中って決して公平じゃない。
残念ながら。
なので、この事実を知っていただいて、それでも関係ないわ! と突っ走るならそれはそれで覚悟の上、どうぞ。という感じです。
↑
いかがでしたでしょうか? つまり、本当に現在の児童ポルノ法って曖昧で危険なフワッとした形で、2014年から進化していません。
可能性として、今回もし中学生がそのまま出演し、撮影〜となっていたらもっと大きな問題に別の意味でなっていたかもしれません。
ここで勘違いしていただきたくないのですが、私はフェミの方々に完全な反対意見を持っています。
だからこそ、逆に法律に「隙」を作っちゃいけないと思う。つけ込んできますので。
今回の件。現時点では団体がイベントを潰した!という形になって、団体側が主に叩かれているように見えますが、中学生のことが大きく取り上げられていくと形勢が逆転してしまうかも……。
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