しみけんさんとはあちゅうさんが結婚というニュースがネット等で報道され、ご本人たちもそれを認めておられるのですが、「事実婚」ということなんですよね。
私、この事実婚という制度でもなんでもないマスコミが都合よく作った言葉がすごい苦手。
考えていただきたいのでございますが、まず、普通の結婚というのは国が書類上でも認めた夫婦関係ということになります。
が、事実婚というのは、普通の彼氏彼女です。
国は一切関係なく、ただの「同棲」(しているかは別として)。
これって本当におめでたいの??
というより、いちいち「事実婚」です! って公表する必要ってどこに存在するのでしょうか?
完全な矛盾がそこには存在します。
事実婚です。ということは、国の「結婚」という制度にひっぱられて、憧れている的な要素があるからこそ「婚」とつけているわけですよね。
だったらなぜ普通に結婚しないのか?
そして、結婚しないのだったら、普通に付き合っていますと言えばよくないですか??
この「事実婚」という言葉、同棲、愛人関係、内縁の妻とかの聞こえが悪いからメディアは作り上げたものですよね。
できちゃった結婚を「授かり婚」と言ってみたり。
なんかそういうのがすごいダサく感じちゃう。
「婚」という文字は非常に大きな意味を持っていて、これを安易に嘘の結婚に使うのはおかしいんです。
事実婚というのは例えるならば、「教員免許風」「事実上運転免許」のようなもので、結局違うじゃん! というもの。
事実婚しました! という言葉に、疑問を覚えずにおめでとう! って言ってしまう人たちってちょっと大丈夫? 冷静に考えて矛盾を感じないの? と思います。
結婚というのは言い換えると、自分に責任を持ってお互いを大事にしていくという誓いです。
だから頑張ろう!って思えるんです。
事実婚なんてリスクも何もない状態の付き合い、それはそれでいいのですが、だったら「婚」という言葉なんて使わなければいい。
これで本当に結婚したら、「事実」がなくなりました! とか言うつもりなのでしょうか…。
なんかかっこ悪いです。