ちょっとがっかりしてしまったお話です。
いつも真っ直ぐで気持ちの良い発言が私も大好きな、おぎやはぎさんですが、
今回矢作さんが、「街中のロケの際、カメラ、撮影の邪魔になる場所を通る人は老害」的な内容の発言をされていました。
正直これにはちょっとがっかり…。
こっちサイドの人だと思っていた。という思いが強いです。
東京では普通に歩いていると結構な確率でテレビ等のロケに出会います。
すると近くのスタッフが歩行者を誘導してこちらをお歩きください等と指示を出しているのですが、
これって警察でもなくなんの権利もないんですよね、実は。
つまりは突き詰めると「全く従う必要はない」んです。
極論ですが、映画の撮影をしていて、役者と役者のど真ん中を歩いてもいい。
でも実際にはそれをする人って少ないですよね。
それはどうしてか?
日本人には譲り合う気持ちや優しさがあるからです。
だからこそテレビのロケが成り立っているんです。
それを知っているはずの一流くらいのタレントさんのはずなのに、
この「老害」のような発言はちょっと信じられない…。
例えば逆の立場だとして、道路の交通を法的に支持する権利のない人が矢作さんに、
ここは通らせません、俺がそう今決めたんです! って言ったら本当に怒らない? 嫌な気持ちにならないのでしょうか?
突き詰めると、テレビのロケなんてなくても世間は関係なく動いていきます。
つまり、世間の普通の生活が主体であって、テレビのロケなんて偉くもなんでもないんです。
必要ないですから。
それでも一般の方は気を使って避けて通ってくれている。
それをテレビのスタッフも出演者も絶対に忘れてはいけないと思う。
別に芸能人だって実質、世の中に必要ないのですから。
なんだかすごくがっかりした気持ちになったニュースでした。
ちなみに、例えばインドとかでロケをしたらみんな余裕でカメラに入って来ますし、写りたい! ってなります。
それに比べれば日本の人って本当に優しいと思う。
それにつけこんでテレビは偉いみたいのってすごくカッコ悪いって思います。
矢作さん自体が老害に入ってきてる?…。