自称ジャーナリストの安田さんが帰国して数日経ちましたが、未だに自己責任論と、擁護派で意見が割れています。
私は、99パーセント自己責任論派なのですが、それにはけっこう皆様が見落としている、実はすごい単純な理由があります。
まず、ジャーナリズム・ジャーナリストの使命というのは、限りなく真実に近いことをそれを知らない人々に伝えることが大前提ですよね。
逆にそれをするからこそジャーナリストと呼ばれるわけであって、それができなければ、ただの旅人・バックパッカーです。
そして、物事を誰かに伝えるには、その持っている情報、取材してきた情報を伝える「説得力」が必要になります。
例えば、YouTubeでわけわからない若造が同じニュースを喋ったとしても、ずっとニュース番組をやっているアナウンサーには勝てないわけです。説得力という意味で。
つまり、情報というのは「持っていれば良いというわけではない」んですね。
それを伝える手段や説得力を持ち合わせていないと全く意味がない。
それを安田っちに当てはめてみますと、これだけ日本で非難されて、叩かれている状態で本当にジャーナリストと言えるのかという部分です。
日本人の民意も誘導できないで、自分の存在の説得力を持たせることもできない人間が、果たして知らない国のことなんて伝える権利や、力があるでしょうか?
順番が違うんです。
説得力を持って、何かを国民に伝えたいのだったら、まずは日本人に愛されるような行動をして認知されるべきではないでしょうか? それも個人のジャーナリストの大事な仕事では?
いくら高級な車を持っていたって、ガソリンやエネルギーがなければ存在の意味がない。
いくら真実の情報を持っていたって、それを伝播する方法を持っていなければ何の意味もないんです。
この安田っていう人は、そんな順番も守れずに、こんなにも世界に迷惑をかけている。
そして全く説得力もない。
こんな人が英雄になるんだったら、その辺のユーチューバーでもなれますよ。