持続化給付金の対象から外された性風俗業の経営者が「法の下の平等に反する」と国を訴え、裁判費用を募集したクラウドファンディングが11月末に終了し、当初の目標額を大きく超える600万円が集まりました。訴訟を起こしたのは、関西地方でデリバリーヘルスを経営する30代女性。「多くの人がおかしいと思うことでした。おかしいことはおかしいと言わなくてはいけない」と決意を新たにします。一方で、性風俗業者が支援を受けられない現状はまだ変わりません。東京・神保町で成人誌などを販売する「芳賀書店」の芳賀英紀社長は、「国のせいにはしていられない」と踏ん張るが、12月に入って感染が拡大し、危機的状況が続いています。